親父が亡くなって、5年が過ぎた。
ようやく気分的に落ち着いたので
田舎の土地の相続申請手続きを始めた。
ネットでかなり調べて個人でできることを
知って資料集めを行った。
行政書士に任せることなく
相続申請は郵送で問題なくできた。
遠く離れた地方法務局に直接行くとなれば交通費も
馬鹿にならない。
これがかなり参考になった。
あまり大した土地と畑ではないが
手続きは必要なので弟分と共同分割で。
ただ売れそうにもない土地に登記もしていない
居住していた家屋がある。
これを解体処分するのにかなりの費用が掛かりそうだ。
だから負の遺産になりそうなのだ。
こんな状況の人はかなり多いのではないだろうか。
悔やまれるのは親父をケアーハウスに入れた3年の間に
いろんな処分をしていなかったことなのだ。
生存している間にそんな手続きや処分をすることに
かなりの気持ち的な抵抗があったのは事実なのだけれど。
この反省を教訓として自分の場合は子供たちには
手間をかけないようにしようと思う。
ただみんなに常日頃 言っていることは
”借金もないが残せる財産もない”
君たちに施したお父さんの生きざまだけを大事にして欲しいと。