救急車の人たち あの人たちが今
我が家は団地の入り口にある。
救急車のサイレンが聞こえるたびに
思い出すのだ。
ここ数年で2回もお世話になった。
一つは尿道結石。
これは差し込みがきつくうなされるばかり。
点滴で事なきを得た。
もう一つは、急性膵炎。
今大変な救急センターに連れて行ってもらった。
2回とも、大事に至らずその日のうちに帰ることができた。
この時にお世話に立った看護師さんたちが
コロナで大変な目にあっていると聞く。
優しくて勇敢な人たちだ。
言葉があるとすれば
それは気を付けてというしかない。
自分に降りかかるかもしれない厄災の
恐怖におののきながら使命感に燃えるその姿を
あの暗い救急コーナーでうめきながら
自分は天井を見上げていたのを思い出す。
何とか無事で頑張ってほしい。
もう少しだ。