268グラムで生まれた赤ちゃんに思う
どんな親でも、このうまく育ってるニュースに
安堵して感動した人は多いと思う。
また、どんな親でも自分の経験に置き換えて
少なからず同じような心配をしたものだとも思う。
実は、私もそうだ。
長男に初めて対面したのは保育器の中だ。
体重は2600グラムと平均的で問題はなかったが
頭が三角形にとんがっていたのだ。
愕然とした。
よくは知らないが、吸引器で引っ張ったときに
ばい菌が入って、膿んでしまった結果と医者に言われた。
あまりに衝撃的で、この頭の形に体が震えたのを覚えている。
しばらくして切除後、元には戻ったのだが。
この長男が今では立派に育って、3人の孫を見せてくれている。
あの時の経験が、私を強くしてくれた。
つまり、いろいろ大変ないきさつがあったにしても
何とかうまくいくもんだという結果に希望を持つということ。
心の中で ”今は非常事態だけど、落ち着け”という出来事が
たくさんあった。
だけど、それなりに、それこそそれなりに解決できて来た。
こんなに、小さく生まれた赤ちゃんが
元気に育っているというニュースは、また私の生き方をを強くしてくれる。