嫌なら帰ってこなくてもいいよ 2回目の脱走
ガラス窓を自分で開けて出て行ったワンちゃん。
2食昼寝付きの生活を捨てて 出ていくならどうぞ。
という風な心境だった。
なぜなら逃亡の前科があるからだ。
3,4年前 畑につないでいたのが いつの間にかいなくなった。
この時は 駐在所にも届けて大騒ぎしたものだ。
首輪とリードを付けていたので調書も詳しく伝えられた。
4,5時間してどろどろになって帰ってきた時には
感動したものだ。
ところが今回は うちの中にいたので首輪もリードもない。
少し前に 猫がうるさかったので
遊びに行ったのかもしれないとは思ったが。
でもこの団地には大型犬や噛みつき犬が多いので
少し心配。
だけどどうしようもない。
すると1時間くらいして、玄関で鳴く声がする。
何食わぬ顔をしてしっぽを振っている。
”どこで遊んできたの。”としか言いようがない。
11歳にもなるのだから
もう少し分別を身に着けたらどうや。と言ってやった。