心の奥にひそむ危険な兆候
子供のころは戦艦のプラモデル作りが好きだった。
空襲の話は父親から良く聞いた。
物心がついてから旧海軍基地 江田島に行った。
そして学徒出陣の”聞けわだつみの声”を読んで涙した。
今頃は戦争映画を好んで見ている。
漫画の ”沈黙の艦隊”は最後まで読んだ。
この原子力空母の写真を見て
そんなことを思い出した。
釜山港に入る原子力空母ドナルドレーガン。
いま風に言えば ”かっこいい”
戦争を知らない世代ではあるが。
尖閣諸島の話や竹島に対する政府の対応には
ギジギジするものを感じている。
そしてロシアがしかけたウクライナへの
侵略戦争ニュースも最後は正義が勝つと信じている。
過ぎ去った日々を思い起こしてみれば
ずっと戦争のニュースに接してきている。
いまさら何をするでもないが心の奥底には
戦いを憧憬する生き物が潜んでいるのかもしれない。