ヘソクリの壺 たばこ銭に消える
壺に小銭を入れて貯めるのは
じいちゃんがやっていた。
うちの子供はお正月にこれをもらうのを楽しみにしていた。
5百円玉で10数万円もあった時がある。
これをまねしたわけではないが、実家からも持ち帰った壺がある。
この大きいほうがそうだ。
いくらためてもつぎからつぎへと取り出すので一円玉ばかり残る。
それに対して、家内がヘソクリとして貯めている小さな壺は
100円玉、5百円玉がいっぱいで
こっそり重量を測ると4.6kgもあった。
ここからは内緒の話だが、タバコを止められない私は
ときどきこの中から失敬することがある。
気づかれないように少しづつであったのが
このところ味を占めて 毎度のように。
家内はブログを見ないので気づかれることは
ないと思うのだが
見つかった時の言い訳を考えておかねばならない。
ひそかに びくびくして過ごしている哀れなじいちゃんだ。