誕生日の夜が明ける
さしたる感慨もなく誕生日の夜が明ける。
68歳らしい。
窓を開けて外の冷気を取り入れる。
すこし肩口が寒い。
太陽が昇り始めた。
こんな風に いつもの早起きの朝が始まった。
今日中にやらなければいけないものはない。
テレビで世界フィギュア女子フリーをやっている。
ロシアのザギトワが3回も転んだ。
誰でも調子の悪い時はある。
小鳥の鳴き声に犬が反応している。
とまあこんな具合だ。
昨日 我が家の隅っこに見つけた、押し花の写真を撮る。
10年ほど前の、東京神田駅下のスナックで貰ったもの。
2枚のコースターのように出てきたものを誉めたら
店のおじいちゃんが写真盾をくれた。
茫洋としてほとんど思い出せないが
この押し花が気になっている。
誕生日をきれいな押し花でスタートする。そんな気分だ。