多趣味 新米老人のブログ

定年後3年目 自由時間を持て余し 反省と自分起こしの
日記帳

録画で見た 三屋清左衛門 残日録

テレビドラマは録画で見ることにしている。


テレビCMが多くてかなわんからだ。健康食品、化粧品など 知らないうちに
名前を覚えてしまいそうだ。


時間ができてゆっくりとみる気分になった 藤沢周平の 三屋清左衛門残日録完結編。


ところどころに散りばめられた映像が秀逸だ。


 城下町を背景に 雨がひさしから落ちる。雨上がり。降る雪の地蔵さん。
ひさしに垂れ下がるつらら。遊ぶ子供たちを背景にひとひら落ちる枯れ葉。
どれも 間の取り方が素晴らしい。前編では 桔梗の花が印象に残る。


俳優陣の面相を見ていてふと気が付く。年寄りのたるんだ目袋に。
私が伊東四朗によく似ているといわれたのはこれか。確かに同じ目袋がある。


それはさておき 物語は隠居した老人の目から見た藩内の派閥争いを中心に進む。
完結編では 落ちぶれてうら寂しい寺田農と、いい妻を持った笹田高史が対照的に
描かれている。しかし藤沢周平は 年輪を経た人生や生きざまに勝った負けたもない
と言いたかったのではなかろうか。


老境のわが身を振り返り、派閥争いなど無縁の技術者の道を選び 会社生活でも
上役にもへつらうことなく自由気ままに よくやってこれたものだと思う。


藤沢周平はさらに言う。
 「人にはそれぞれ流儀がある。」 そのとおり。


なかなか良い時代劇ドラマを見た。老人の期待通りであった。
次は ドラマに出てきた 長火鉢でも探してみようかと ふと思う。


いや それよりもドラマのロケ先であるという 和歌山 番所庭園に久しぶりに
行ってみたい。はやく春になれば。


この次は 藤沢周平の 「橋ものがたり」が制作されるという。

楽しみに待つとしよう。


写真にテレビ画面を使わせてもらった。気になって 著作権について調べてみたが
これは親告罪でクレームが来なければ問題ないらしい。
関係者の方がもし このブログを見たとしても くれぐれも野暮なことはしないように。


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