こんなのが気になるなんてねー 年食ったのかな
”○○紙業です。古雑誌、新聞などあればお知らせください。
玄関まで取りにまいります。”
スピーカーのトラックの このお爺さんがしばらく姿を見せない。
どうも気になったしようがない。
古新聞の束が三つほどたまっている。
家の物入れにもあるんですが。
呼びかけると煙草をくわえたおじいちゃんが
玄関までやってきて30円を紙に包んで渡してくれる。
このやり取りがしばらく続いていたのに
ここしばらくは姿を見せてくれない。
ものすごく気になる。
なんなら代わってあげたいとも思ってしまう。
何故なんだろう。
亡くなったおやじによく似ているからだろうか。