あれれ 三段になっている
会社先輩の剣道八段範士受賞記念祝賀会に出席した。
剣道の称号は 練士、教士、範士とあり
現在の最高位は、範士八段となっている。
ちなみに範士とは
剣道の奥義に通暁、成熟し、技倆円熟なる者
七段受有後10年以上修業 46歳以上 合格率 約1%。
並大抵の修行ではなれるものではない。素晴らしい。
記念に手ぬぐいと扇子をいただいた。
自分以外は みんな人生の師匠であるという意味で
吉川英治が宮本武蔵の小説の中で紹介したもので有名である。
この剣道部はすでになくなっているが、OB会には50名ほどの名簿登録があり
そのうちの20名ほどが 受賞を祝い 久しぶりの再会に花を咲かせた。
ほとんどの人たちが5段以上で、練士、教士、範士の方もたくさんいる。
その名簿の中で自分の名前のところに3段と書かれている。
むー。確か2段のはずだが。
幹事さんに尋ねると、そうですかとあいまいな答え。
自分自身も50年ほど前のことなのでよく覚えていない。
年長者に入るので名誉3段の称号をくれたのかとありがたく頂戴する。
近況紹介であいさつに立つと 練習に来たことがあったのか と
厳しいヤジが。
確か一回ほどありました の返事にやんやの喝さい。
当時 そうそうたるメンバーばかりだったので恐れをなして
近寄れなかったのを覚えている。
ともあれ 皆さんお元気に過ごされているようで
若いころを懐かしんだ大阪梅田の夜でした。